会社から内定をもらったり、個人で何かを始めたり、学生から社会人になる前にみなさんは何をしますか?
時間が出来た人は、友達や家族と海外旅行に行く、好きな趣味に没頭する、自己研鑽のために資格を取る、アルバイトに精を出して貯金するなど、色々なことを考えていると思います。
そして、気が付いたら、
「社会人生活まであと少ししかない・・・」「でも全然準備ができていない・・・」
「準備ってそもそも何をすればよいのかわからない!!」
といったことにならないように、学生から社会人になるために、事前に何を準備しておけばよいのかをポイントに絞ってまとめました。
新生活を準備するためには公的な届け出や銀行の登録情報変更など、忘れてはならない様々な手続きがあります。2020年現在ではマイナンバーカードに関する手続等もありますので気を付けてください。
まずは「役所編」です。主に社会人になるにあたって引っ越しを伴う人向けになります。
入社時に必要な書類をまとめた「必要な書類の準備編」もありますので、そちらを見てみてください。
では、行きましょう。
転出届
就職に伴い引越しする場合は、現住所から新住所に変更するために、今まで住んでいた市区町村の役所で「転出届」を提出する必要があります。
一般的には引っ越しの14日前から提出することが可能です。
うっかり忘れて引越してしまうと、時間や交通費も勿体ないので忘れずに手続きを行いましょう。
※同じ市区町村内での転居の場合は「転居届」を提出します。転居届を提出する場合は転出証明書は不要です。詳しくは該当の自治体にご確認ください。
場所 | 住んでいた市区町村の役所 |
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人 | 本人または世帯主(代理人でも可) |
概要 | 転出届を提出します。書類は役所にあります。 提出後、転出証明書を発行してもらいます。これは引越し先で転入届を提出する際に必要になります。 |
持ち物 | 印鑑、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど) 代理人の場合は、委任状、代理人の印鑑、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど) |
転入届
引越しを終えたら、新しい住所の市区町村の役所で転入届を提出します。
引越し後、14日以内に提出する必要がありますので注意しましょう。
転入届の提出を終えると住民票の変更手続きが完了となります。
場所 | 新しく住む市区町村の役所 |
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人 | 本人または世帯主(代理人でも可) |
概要 | 転入届を提出します。書類は役所にあります。 手続きが完了すると、新しい住所での住民票交付申請や印鑑登録申請などの手続きが可能となります。 |
持ち物 | 印鑑、転出証明書、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)、マイナンバーカード(もしくはマイナンバー通知カード) 代理人の場合は、転入する人のマイナンバーカード(もしくはマイナンバー通知カード)、委任状、代理人の印鑑、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど) |
印鑑登録
印鑑登録の廃止申請(旧住所分)
これまで住んでいた市区町村の役所で印鑑登録をしていた場合、転出届の手続きをした時点で自動的に印鑑登録も失効します。そのため、ほとんどの市区町村では廃止の手続きは必要ありません。
不要となった印鑑登録証は市区町村役所で回収・破棄してもらえます。
自分で破棄することもできますがお願いしてしまうのが安全なのでオススメします。
印鑑登録の新規登録申請(新住所分)
新しく印鑑登録が必要な場合は、新しく住む市区町村で登録申請を行います。
氏名などに変更がない限り、同じ印鑑を引き続き使用することができます。特に急ぐ必要ありませんが、役所への手続きをまとめて終わらせてしまいたい人は、持っていきましょう。
場所 | 新しく住む市区町村の役所 |
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人 | 本人または代理人 |
概要 | 登録する印鑑を持っていき、印鑑登録申請書を提出します。書類は役所にあります。 提出後、印鑑証明証を受け取ることができます。 |
持ち物 | 登録する印鑑(実印)、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど) 代理人の場合は、登録する印鑑(実印)、委任状、代理人の印鑑、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど) |
まとめ
- 転出届、転入届を提出する。※同じ市区町村の場合は転居届
- 転入時にマイナンバーカードの住所変更を行う。※通知カードの場合も住所変更は必要
- 印鑑証明書の廃止、登録を行う。
※会社によって異なりますが、保険や年金に関する手続きは会社がやってくれるケースが多いのでここでは記載していません。もし不安な方は会社の人事部または総務部門に聞いてみましょう。
以上です。
では!
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